まさに崖っぷち…プロ野球、正念場を迎えたドラフト1位入団の野手6人。勝負をかける現役打者たち
2024/01/17
産経新聞社
平沢大河
投打:右投左打
身長/体重:176cm/80kg
生年月日:1997年12月24日
経歴:仙台育英高
ドラフト:2015年ドラフト1位
一時はブレイクの兆しを見せていた千葉ロッテマリーンズの平沢大河。今後の野球人生を考えると、2024年はキャリアハイの成績が必須と言えるだろう。
仙台育英高校時代は超高校級ショートとして名を馳せ、3年夏の甲子園で躍動。惜しくも準優勝となったが、同大会で3本塁打を放つなど、抜群の存在感を放った。
ドラフト会議では、地元球団の東北楽天ゴールデンイーグルスとロッテが1位指名。競合の末にロッテへの入団が決まった。
将来の主軸打者として期待され、高卒1年目から一軍でも出場機会を得た。一方で、プロ初ヒットまでに24打席を要するなど、プロの壁にも苦しんだ。
外野に挑戦した2018年には、112試合に出場。打率.213(規定未満)ながら5本塁打を放つなど、飛躍の足掛かりを掴んだかに見えたが、2020年からは2年連続一軍出場なしに終わった。
2023年はシーズン序盤こそヒットを重ねたが、年間を通しての活躍はできず。57試合出場で打率.170と低迷した。まさに正念場を迎えているだけに、2024年は大きく成長した姿を見せたい。
【了】