ブレイク必至!?横浜DeNA、次世代のスター候補選手6人。期待の若手有望株(プロスペクト)は
2024/02/03
産経新聞社
小園健太
投打:右投右打
身長/体重:185cm/90kg
生年月日:2003年4月9日
経歴:市立和歌山高
ドラフト:2021年ドラフト1位
2023年はファームで多くの登板機会を得た小園健太。その経験を活かし、2024年をステップアップの1年にしたい。
市立和歌山高校では2年秋にエースとなり、翌年春の選抜甲子園では、県立岐阜商業高校を相手に完封勝利。最後の夏は甲子園に手が届かなかったものの、スカウトからの評価は変わらず、ドラフト1位で横浜DeNAベイスターズから指名を受けた。
ルーキーイヤーは身体作りに専念し、実戦登板は長らく無かったが、8月に二軍で初登板を果たすと、リリーフで1イニングを三者凡退に抑えるピッチングを披露。
2023年は、二軍でチーム最多の16試合に先発し2勝5敗、防御率4.21を記録。先発投手としてポテンシャルの高さを見せたが、四死球率も高く、制球面で課題を残した。
それでも、11月には台湾で行われたアジアウィンターリーグに参加し、4試合登板で2勝0敗、防御率1.42と好成績を残すなど、覚醒の兆しを見せた。2024年は今永昇太が抜けた先発陣の穴を埋める存在として、一軍での躍動が期待されている。