FA人的補償も…プロ野球、移籍先で期待外れに終わった指名選手6人
2024/01/30
産経新聞社
高木勇人
投打:右投右打
身長/体重:178cm/90kg
生年月日:1989年7月13日
経歴:三重・海星高 – 三菱重工名古屋
ドラフト:2014年ドラフト3位
読売ジャイアンツから埼玉西武ライオンズに移籍した高木勇人も、新天地では結果を残せなかった1人である。
海星高校を卒業後、社会人野球の三菱重工名古屋で7年間プレーした高木。制球面での不安もあって指名を見送られていたが、2014年ドラフト3位で巨人に入団を果たした。
社会人で培った経験を存分に活かし、ルーキーイヤーから規定投球回に到達して9勝をマーク。しかし、さらなる活躍が期待された翌年は、5勝9敗と負け越すなど不振に悩まされた。
2017年に野上亮磨がFAで巨人に移籍すると、人的補償として西武に移籍。2018年4月には移籍後初先発で勝利を挙げて復活の兆しを見せたが、最終的に1勝2敗、防御率8.69と悔しい結果に終わった。
翌2019年はわずか2試合の登板に終わると、シーズン終了後に戦力外通告を受けた。それでも野球に対する情熱が冷めることはなく、2024年は独立リーグでの現役続行を決断している。