FA人的補償も…プロ野球、移籍先で期待外れに終わった指名選手6人
2024/01/30
産経新聞社
吉武真太郎
投打:右投右打
身長/体重:179cm/86kg
生年月日:1975年6月3日
経歴:国東高
ドラフト:1993年ドラフト4位
福岡ソフトバンクホークスで活躍した吉武真太郎も、人的補償で移籍した読売ジャイアンツでは苦しい時期を過ごした。
国東高校時代に目立った活躍こそなかったが、当時の福岡ダイエーホークスからドラフト4位指名を受け、プロの世界に足を踏み入れた。
入団2年目から頭角を現し、一軍で4勝を記録。3年目は4勝13敗と大きく負け越したものの、規定投球回をクリアして防御率3.44と十分な成績を収めた。
2001年からはリリーフに転向。2005年はキャリアハイの61試合に登板し、34ホールドポイント(2勝32ホールド)、防御率3.12をマーク。翌年も60試合に登板するなど、セットアッパーで活躍した。
その後、小久保裕紀がFAで古巣であるソフトバンクに復帰し、人的補償で読売ジャイアンツへ移籍。しかし、勤続疲労の影響もあったのか2007年は16試合の登板にとどまると、翌年は3試合登板で防御率11.57に終わり、オフに戦力外通告を受けた。