FA人的補償も…プロ野球、移籍先で期待外れに終わった指名選手6人
2024/01/30
産経新聞社
竹安大知
投打:右投右打
身長/体重:183cm/83kg
生年月日:1994年9月27日
経歴:伊東商 – 熊本ゴールデンラークス
ドラフト:2015年ドラフト3位
阪神タイガース、オリックス・バファローズの2球団でプレーし、2023年に現役を引退した竹安大知も、人的補償で移籍も苦しんだ選手の1人だ。
伊藤商業高校時代からプロ注目の存在だった竹安。卒業後は社会人野球の熊本ゴールデンラークスで野球を継続。スーパーでの経理業務を担当しつつ実力を高めていき、2015年ドラフト3位で阪神に入団した。
プロ2年目にはファームで好投を続け、一軍初昇格。プロ初登板初勝利をマークするなど大器の片鱗を見せた。
その後はファームを主戦場としたが、2018年オフに西勇輝のFA移籍に伴う人的補償で、オリックスへの移籍が発表。移籍1年目には一軍で10試合に先発登板し、プロ初完封を含む3勝2敗、防御率4.50という成績を残した。
翌年以降の飛躍が期待されていたが、けがの影響もあって登板数が徐々に減少。目立った成績を残せず、2023年限りでユニフォームを脱ぐこととなった。
【了】