今季は“正念場”か…プロ野球、成績不振が続く大物選手6人。もう後がない実力者たち
2024/01/28
産経新聞社
高橋周平
・投打:右投左打
・身長/体重:180cm/90kg
・生年月日:1994年1月18日
・経歴:東海大甲府高
・ドラフト:2011年ドラフト1位
攻守に渡りチームを支えていた高橋周平だが、近年は苦しいシーズンが続いている。
東海大甲府高時代には通算71本塁打を記録するなど、世代屈指の強打者として大きな注目を集め、ドラフト会議では3球団が競合。抽選の結果、中日ドラゴンズへの入団が決まった。
レギュラー定着までには時間を要したが、高卒7年目の2018年には初の2桁本塁打(11本)を記録。翌2019年には打率.293、7本塁打、59打点の好成績で三塁手部門のベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞。
さらに、2020年は打率3割をクリアし、2年連続でゴールデングラブ賞を戴冠。主力選手として不動の地位を築いていた。
しかし、2021年は137試合出場も打率.259と成績を落とすと、翌2022年は度重なる故障で78試合の出場にとどまった。
2023年は石川昴弥の台頭もあり、ベンチスタートの機会が増加。86試合の出場で打率.215と寂しい数字に終わった。厳しい立場となっているが、2024年は巻き返しを図りたい。