今季は“正念場”か…プロ野球、成績不振が続く大物選手6人。もう後がない実力者たち
2024/01/28
産経新聞社
秋山拓巳
・投打:右投左打
・身長/体重:188cm/101kg
・生年月日:1991年4月26日
・経歴:西条高
・ドラフト:2009年ドラフト4位
2桁勝利3度の実績を持つ秋山拓巳だが、近年は低迷したシーズンが続いている。
2009年ドラフト4位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーから7試合に先発し、4勝3敗、防御率3.35と高卒新人らしからぬ数宇を残した。
その後はなかなか一軍に定着できなかったが、2017年に先発ローテーションへ定着。同年は25試合(159回1/3)を投げ12勝6敗、防御率2.99の好成績を残した。さらに、2020年から2年連続2桁勝利、防御率2点台を誇るなど先発陣を牽引する存在に。
ところが、2022年は5試合の登板にとどまり、1勝3敗、防御率5.48と精彩を欠いた。翌2023年は村上頌樹の台頭などに押し出される形となり、わずか2試合登板で未勝利に終わった。
ファームでは2年連続で最多勝のタイトルを獲得しているが、一軍での結果が求められており、2024年は背水の陣で挑むシーズンとなりそうだ。