今季は“正念場”か…プロ野球、成績不振が続く大物選手6人。もう後がない実力者たち
2024/01/28
産経新聞社
中島卓也
・投打:右投左打
・身長/体重:178cm/73kg
・生年月日:1991年1月11日
・経歴:福岡工
・ドラフト:2008年ドラフト5位
2023年は一軍定着後では自己ワーストとなる17試合の出場に終わった中島卓也。2015年に盗塁王を獲得したタイトルホルダーも、苦境に立たされている。
2008年ドラフト5位で北海道日本ハムファイターズに入団。高卒4年目の2012年に代走や守備固めで一軍に定着すると、翌2013年は二塁や遊撃のレギュラー格に。
2015年には全143試合に出場し、打率.264、34盗塁の好成績で盗塁王とベストナインに輝いた。翌2016年にも全試合に出場し、リーグ最多の62犠打を記録するなど持ち味を発揮。チームに欠かせない存在となった。
しかし、2019年は打率.220と低迷。その後はスタメンの座を若手に譲る機会が増え、出場機会が年々減少した。
2022年は外野にも挑戦し、17盗塁を記録するなど存在感を示したが、翌2023年は故障もあってわずか17試合の出場に。2024年シーズンで33歳を迎えるだけに、正念場の1年となりそうだ。