ドラ1には届かずも…「ドラフト13番目」に指名された現役6人。惜しくも2位入団の選手たち
2024/02/01
産経新聞社
プロ野球 最新情報
いよいよ球春到来を迎えたプロ野球。2023年ドラフト会議では計122人が指名され、NPB入りの切符を掴んだ。中でもドラフト1位入団の選手には大きな期待がかけられるが、ウェーバー順となる2位指名の選手の中にも、ドラ1候補と目されていた実力者が多くいる。ここでは、ドラフト13番目の指名でプロ入りした現役選手を紹介したい。
三嶋一輝(横浜DeNAベイスターズ)
・投打:右投両打
・身長/体重:175cm/80kg
・生年月日:1990年5月7日
・経歴:福岡工 – 法政大
・ドラフト:2012年ドラフト2位
長らくブルペンの屋台骨を支えてきた三嶋一輝。ドラフト13番目と高い評価を受けて、プロの世界へ飛び込んだ。
法政大では1年春から公式戦デビュー。先発、中継ぎとあらゆる役割をこなし、4年時にはエースに君臨した。迎えた2012年ドラフト会議で、横浜DeNAベイスターズから2位指名を受けてプロ入り。
ルーキーイヤーは主に先発として起用され、34試合(146回1/3)を投げ6勝9敗、防御率3.94とまずまずの数字を残した。
翌2014年には開幕投手に抜擢されたが、1勝どまりと不本意なシーズンに。その後も先発で思うような結果を残せず、2018年から中継ぎに回った。
すると、2019年は自己最多の71試合に登板。翌2020年にはシーズン途中から守護神を担い、48試合登板で3勝1敗18セーブ、防御率2.45の好成績を残した。
2022年途中には国指定の難病「黄色靭帯骨化症」が発覚。長らく戦列を離れたが、2023年に開幕一軍入りを果たし、27試合でマウンドに上がるなど復活を印象付けた。