ドラ1には届かずも…「ドラフト13番目」に指名された現役6人。惜しくも2位入団の選手たち
2024/02/01
産経新聞社
藤岡裕大(千葉ロッテマリーンズ)
・投打:右投左打
・身長/体重:178cm/77kg
・生年月日:1993年8月8日
・経歴:岡山理大付高 – 亜細亜大 – トヨタ自動車
・ドラフト:2017年ドラフト2位
即戦力の期待に応え、ルーキーイヤーから遊撃の定位置を掴んだ藤岡裕大。ドラフト1位指名には届かなったが、ドラフト13番目と高い評価でプロ入りを果たした。
亜細亜大時代にもドラフト候補に名を連ねていたが、指名漏れを経験した藤岡。トヨタ自動車に進むと、入社2年目には遊撃のレギュラーとして社会人日本選手権優勝に大きく貢献した。
迎えた2017年ドラフト会議で、千葉ロッテマリーンズから2位指名を受けてプロ入り。プロ1年目から「2番・遊撃」で開幕スタメンに抜擢されると、同戦でいきなり3安打猛打賞を記録した。
同年は、最終的に全143試合に出場し、打率.230、5本塁打、42打点、14盗塁、リーグトップの26犠打と十分な働きを見せた。
翌年以降は打撃に苦しむシーズンもあったが、持ち前の守備力を武器に内野のレギュラー格として活躍。2022年は自己ワーストの28試合の出場にとどまったが、翌2023年は93試合出場ながら打率.277(規定未満)をマーク。
さらに、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第3戦では、3点差の10回裏に起死回生の同点3ラン本塁打を。チームをファイナルステージ進出に導くなど、勝負強い打撃が光った。