プロ入りできず“挫折”も…ドラフト指名漏れを経験した現役6人。悔しさを乗り越えた一流選手たち
2024/02/18
産経新聞社
山﨑康晃(横浜DeNAベイスターズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:179cm/88kg
・生年月日:1992年10月2日
・経歴:帝京高 – 亜細亜大
・ドラフト:2014年ドラフト1位
NPB通算250セーブまで残り23としている山﨑康晃も、指名漏れとなった過去がある。
山﨑は、帝京高で2年夏、3年春と甲子園に出場したものの、エースナンバーは背負っていなかった。高校最後の夏に背番号「1」を付けたが、甲子園出場は叶わず。ドラフト会議で指名はなく、亜細亜大に進学した。
大学ではリリーフをこなしつつ、4年時に先発投手としてリーグMVPを獲得。押しも押されもせぬ好投手に成長し、ドラフト1位で横浜DeNAベイスターズに入団を果たす。
ルーキーイヤーから守護神に抜擢されると、期待通り37セーブを挙げて新人王を獲得した山﨑。その後も順調にセーブを積み重ねたが、一時は不調により守護神を剥奪されたこともあった。
2023年も20セーブを挙げたが、防御率は4.37と高い数字に終わっている。2024年はクローザーの座を競う立場となるが、“小さな大魔神”として復活を遂げた投球を見せ、DeNAを優勝に導きたい。