プロ入りできず“挫折”も…ドラフト指名漏れを経験した現役6人。悔しさを乗り越えた一流選手たち
2024/02/18
産経新聞社
中川圭太(オリックス・バファローズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/76kg
・生年月日:1996年4月12日
・経歴:PL学園高 – 東洋大
・ドラフト:2018年ドラフト7位
”最後のPL戦士”と称される中川圭太は、今ではオリックス・バファローズの主力だが、高校時代に指名漏れを経験した。
PL学園高に入学した中川は、1年秋からレギュラーとして活躍。最高学年となってからは主将としてチームをまとめ、3年夏は大阪府大会の決勝戦まで進んだものの、大阪桐蔭高に敗れて甲子園出場は叶わなかった。
その後、指名漏れを経験した中川は東洋大に進学。ベストナインを複数回受賞する活躍もあり、ドラフト7位でオリックスに入団した。
新人年から交流戦で首位打者に輝くなど、打率.288(規定未満)を記録。十分すぎる結果となった一方、2020年は打率1割台と低迷した。それでも2022年、自身初となる規定打席をクリアし、打率.283をマークした。
2023年は打率.269となったが、12本塁打、55打点といずれもキャリアハイの数字を残した。今年はリーグ4連覇と日本一を達成するために、さらなる進化が期待される。