プロ入りできず“挫折”も…ドラフト指名漏れを経験した現役6人。悔しさを乗り越えた一流選手たち
2024/02/18
産経新聞社
神里和毅(横浜DeNAベイスターズ)
・投打:右投左打
・身長/体重:179cm/86kg
・生年月日:1994年1月17日
・経歴:糸満高 – 中央大 – 日本生命
・ドラフト:2017年ドラフト2位
横浜DeNAベイスターズの神里和毅も、指名漏れを経験した選手の1人だ。
神里は糸満高(沖縄)で同校初の甲子園出場を成し遂げ、中央大に進学した。大学では1年春からレギュラーを掴み取り、ドラフト候補と目されていたものの、無念の指名漏れとなった。
その後は日本生命でプレーを続けると、社会人野球日本代表にも選出され、第28回BFAアジア選手権大会では打点王とベストナインを獲得。その活躍もあり、DeNAからドラフト2位指名を受けてプロ入りを果たした。
ルーキーイヤーから即戦力としての働きを見せると、翌2019年は123試合に出場。規定打席に到達して打率.279をマークし、15盗塁をマークする活躍を見せた。
しかし、2020年からはスタメン出場の機会が減少し、ここ3年は打率1割台と苦しんでいる神里。外野手の競争は厳しいが、生き残るには2019年同様の活躍が必須だろう。
【了】