衝撃の“出戻り”に…プロ野球、古巣球団へ復帰した大物6人。チームへの再加入を果たした選手たち
2024/02/09
産経新聞社
新井貴浩
・投打:右投右打
・身長/体重:189cm/102kg
・生年月日:1977年1月30日
・経歴:広島工 – 駒沢大
・ドラフト:1998年ドラフト6位
現在は広島東洋カープの監督を務める新井貴浩。阪神タイガース時代には広島ファンからのブーイングもありながら、古巣のユニフォームに再び袖を通した過去がある。
広島工から駒沢大を経由し、ドラフト6位で広島に入団。大卒2年目の2000年から頭角を現し始めると、2005年は打率.305、43本塁打という暴れっぷり。自身初となる本塁打王を獲得した。
2007年オフには、阪神へのFA移籍を決断。一方で、広島ファンからはブーイングを受けることもあった。
2011年には打点王(93打点)を受賞するなど新天地でも活躍を続けたが、2014年は出場機会が減少。同年オフの契約更改で大幅減俸が提示され、自由契約を選択した。
去就に注目が集まっていたが、古巣・広島への復帰が決定。2016年には打率.300、19本塁打、101打点と復活。広島を25年ぶりのリーグ優勝に導き、自身は最優秀選手(MVP)に輝いた。
広島の黄金期を築き上げたのち、2018年限りで現役を引退。2023年からは広島の指揮官として手腕を発揮している。