衝撃の“出戻り”に…プロ野球、古巣球団へ復帰した大物6人。チームへの再加入を果たした選手たち
2024/02/09
産経新聞社
長野久義
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/85kg
・生年月日:1984年12月6日
・経歴:筑陽学園高 – 日本大 – ホンダ
・ドラフト:2009年ドラフト1位
勝負強いバッティングが光る長野久義も「出戻り組」の1人である。
筑陽学園高から日本大に進学し、2度の入団拒否を経て2009年に読売ジャイアンツ入団を果たした長野。卓越したバットコントロールでルーキーイヤーに新人王、翌2011年に首位打者(.316)を獲得。打線に欠かせない存在となっていた。
主力として活躍を続けていた中、2018年オフに丸佳浩のFA移籍による人的補償として、広島東洋カープへの移籍が決まった。
広島では巨人時代ほどの成績を残せなかった一方、勝負強い打撃は健在。また、若手のお手本となり、プレー以外でもチームに貢献した。
その後、2022年オフに巨人への無償トレードが発表され、5年ぶりの古巣復帰が決定。「最後は巨人でユニフォームを脱ぐべき」という広島側の配慮から実現したものだった。
復帰初年度は75試合出場で打率.259、6本塁打という成績となった。チームの王座奪還には、長野の活躍が必要となるだろう。