“駆け込みトレード“で…シーズン開幕直前に移籍した現役5人。緊急加入となった選手たち
2024/02/11
産経新聞社
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球春到来を迎えたプロ野球。各球団は補強を終えて、新戦力の活躍や若手の台頭を期待したいところだろう。選手たちは開幕に向けての調整を行う時期であるが、開幕直前にトレードを言い渡されるケースも少なくない。そこで今回は、シーズン開幕直前にトレード移籍をした現役選手を紹介したい。
田口麗斗(東京ヤクルトスワローズ)
・投打:左投左打
・身長/体重:171cm/83kg
・生年月日:1995年9月14日
・経歴:広島新庄高
・ドラフト:2013年ドラフト3位
東京ヤクルトスワローズに交換トレードで加入した田口麗斗は、ブルペンに欠かせない存在になっている。
2013年ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団。高卒3年目の2016年には初の2桁勝利(10勝)をマークすると、翌2017年には13勝4敗、防御率3.01の好成績を残した。
しかし、2018年以降は先発投手として苦しみ、2019年からはリリーフに配置転換。翌2020年には26試合に登板したが、5勝7敗2ホールド、防御率4.63と物足りない数字に終わった。
そんな中、2021年3月に廣岡大志との交換トレードでヤクルトに移籍。同年の中盤までは先発投手陣を支えていたが、奥川恭伸らの成長もあり、シーズン後半からリリーフに回った。
翌2022年は45試合の登板で19ホールドポイント(1勝1敗2セーブ18ホールド)防御率1.25とブルペン陣を支える働きを見せた。
さらに、2023年は守護神に抜擢され、リーグ2位の33セーブを挙げた。2024年もクローザーとして、試合を締める役割に期待したい。