“駆け込みトレード“で…シーズン開幕直前に移籍した現役5人。緊急加入となった選手たち
2024/02/11
産経新聞社
池田隆英(北海道日本ハムファイターズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/91kg
・生年月日:1994年10月1日
・経歴:創価高 – 創価大
・ドラフト:2016年ドラフト2位
トレード加入当初は先発投手として起用された池田隆英。2023年はリリーフとしてフル回転した。
大学では田中正義(現:日本ハム)とともに注目を集め、2016年ドラフト2位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。プロ2年目に一軍デビューを果たしたが、同年は先発、救援をこなしたものの、防御率5.91と振るわず。
翌2019年はけがの影響で一軍登板なしに終わると、同年オフに育成落ちを経験。翌2020年も二軍で過ごす苦しい時期が続いたが、同年オフに再び支配下を勝ち取った。
すると、2021年2月に横尾俊建との交換トレードで北海道日本ハムファイターズへ移籍。初年度から開幕ローテーション入りし、3勝10敗と大きく負け越すも、防御率3.94とまずまずの数字を残した。
翌2022年は4試合の登板にとどまったが、2023年はセットアッパーを任されるなど、リリーフで台頭。自己最多の51試合に登板し、26ホールドポイント(1勝25ホールド)、防御率2.86の好成績をマークした。
移籍3年目にして、新たなポジションで飛躍を遂げた池田。活躍が一過性でないことを証明するためにも、真価が問われる1年になりそうだ。