FA宣言もまさか…他球団からオファーがなかった歴代選手6人。大ピンチを乗り越えた選手たち
2024/02/20
産経新聞社
塩崎真
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/72kg
・生年月日:1973年6月29日
・経歴:熊本工 – 新日鉄広畑
・ドラフト:1996年ドラフト3位
勝負強い打撃に加え、遊撃を中心に内野の全ポジションをこなす守備力が光った塩崎真。2006年オフにFA権を行使したが、獲得に乗り出す球団は現れなかった。
1996年ドラフト3位でオリックス・ブルーウェーブ(現:バファローズ)に入団。プロ1年目から104試合に出場すると、2000年には遊撃の定位置を掴んだ。
その後は打撃不振に苦しんだシーズンもあったが、2004年は82試合の出場ながら、打率.341をマーク。
2006年には5年ぶりに規定打席に到達し、128試合出場で打率.278、9本塁打、31打点とまずまずの数字を残した。同年オフにFA権を行使したが、獲得オファーがなく、オリックスに残留。
しかし、チームは塩崎の退団を見据えてグレッグ・ラロッカら新戦力を獲得しており、翌2007年は34試合出場と出番が激減。2008年には92試合に出場するなど、ユーティリティープレイヤーとしてチームを支えたが、2010年限りで現役生活に別れを告げた。