FA宣言もまさか…他球団からオファーがなかった歴代選手6人。大ピンチを乗り越えた選手たち
2024/02/20
産経新聞社
金城龍彦
・投打:右投両打
・身長/体重:177cm/82kg
・生年月日:1976年7月27日
・経歴:近大付高 – 住友金属
・ドラフト:1998年ドラフト5位
2014年オフにFA権を行使し、読売ジャイアンツへの移籍を果たした金城龍彦。2010年オフにもFA宣言したが、当時は獲得オファーがなく残留となった。
住友金属時代には投手として活躍したが、プロ入りを機に野手へ転向。プロ2年目の2000年に打率.346、3本塁打、36打点とブレイクし、首位打者と新人王に輝いた。
2005年には打率.324、12本塁打、87打点の好成績を残し、翌2006年3月に開催された第1回WBCでは日本代表に選出。世界一に尽力した。
しかし、2010年は96試合の出場で打率.208と低迷。同年オフに国内FA権を行使したが、獲得球団が現れず、チームに残留することとなった。
翌年以降は3年連続で100試合以上に出場していたが、38歳を迎えた2014年は90試合の出場で打率.200と寂しい結果に。
コーチ就任要請を受けたこともあり、同年オフに海外FA権を行使。巨人への移籍が決まったが、移籍初年度は36試合の出場にとどまり、同年限りで現役を引退となった。
【了】