大きな賭け? 異色の経歴からプロ入りを果たしたルーキー6人。ポテンシャル抜群の新人選手たち
2024/03/01
産経新聞社
谷口朝陽(埼玉西武ライオンズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:185cm/85kg
・生年月日:2004年4月3日
・経歴:広陵高 – 徳島インディゴソックス
・ドラフト:2023年育成選手ドラフト2位
最速153キロの本格派右腕として独立リーグでプレーしていた谷口朝陽だが、プロではアマチュア時代にほとんど実績のない内野手としてキャリアをスタートさせる。
広陵高時代は3年春の公式戦にエースナンバーを背負い登板したが、同夏はベンチから外れるなど、思うような活躍ができなかった。
高校卒業後は四国アイランドリーグPlusの徳島インディゴソックスに加入。最速153キロを計測するなど大きな成長を見せたが、高卒1年目は3試合の登板にとどまった。
一方、徳島への入団当初から将来的な投打の二刀流挑戦を見据え、打撃練習や遊撃の守備練習に取り組んでいた。野手での試合出場はなかったが、身体能力の高さに目を付けた埼玉西武ライオンズが、内野手として同年の育成選手ドラフト2位で指名。
抜群の身体能力に加え、現在19歳と充分な伸びしろを誇る。まずは支配下登録を目指すこととなるが、今後の成長に大きな期待がかかる。