大きな賭け? 異色の経歴からプロ入りを果たしたルーキー6人。ポテンシャル抜群の新人選手たち
2024/03/01
産経新聞社
椎葉剛(阪神タイガース)
・投打:右投右打
・身長/体重:182cm/92kg
・生年月日:2002年3月18日
・経歴:島原中央高 – ミキハウス – 徳島インディゴソックス
・ドラフト:2023年ドラフト2位
又吉克樹(ソフトバンク)、大谷輝龍(ロッテ)と並び、独立出身選手ではドラフト最高順位でプロ入りした椎葉剛。この1年で急激な成長を遂げ、ドラフト上位に食い込んだ。
島原中央高では、3年春まで捕手としてプレーした椎葉。高校最後の夏はエースを務めたが、長崎県大会1回戦で敗退。その後はミキハウスに進むも、3年間の在籍で公式戦への登板は1試合にとどまった。
高卒4年目を迎えた2023年に、四国アイランドリーグPlus・徳島インディゴソックスへ加入。入団後に本格的なトレーニングに取り組むと、142キロだった直球がわずか1年で最速159キロまで成長した。
同リーグでは22試合(39回)を投げて3勝1セーブ、投球イニングを大きく上回る51奪三振、防御率2.31をマーク。
プロから注目を集める存在となり、同年のドラフト2位で阪神タイガースに入団。春季キャンプから一軍メンバー入りするなど、プロ1年目から即戦力として期待されている。