無名校からスターに! プロ野球の世界で一流に駆け上がった現役6人。一線級へ昇りつめた選手たち
2024/02/18
産経新聞社
宮﨑敏郎(横浜DeNAベイスターズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:172cm/85kg
・生年月日:1988年12月12日
・経歴:厳木高 – 日本文理大 -セガサミー
・ドラフト:2012年ドラフト6位
佐賀県立厳木高出身の宮﨑敏郎。現在は、セ・リーグを代表するヒットメーカーとなっている。
厳木高では1年春からベンチ入りし、2年夏からはエース兼4番打者とチームの中心に。佐賀県大会を勝ち進むことはできなかったが、高校通算24本塁打を放つなど、好打者の片鱗を見せていた。
日本文理大に入学後は、野手に専念。首位打者2回、MVP3回、ベストナイン3回を受賞するなど結果を残し、大学卒業後は社会人野球のセガサミー入りを決断。
入社2年目の第83回都市対抗野球大会では、初戦で逆転満塁本塁打を記録。大舞台での活躍も評価され、2012年ドラフト6位で横浜DeNAベイスターズへの入団を果たした。
プロ1年目は、デビュー戦で本塁打を含む3安打猛打賞と鮮烈デビュー。翌年は5試合の出場にとどまったが、その後は徐々に成績を伸ばした。
2017年には初の規定打席に到達し、打率.323をマークして首位打者を獲得。翌年以降も広角に打てる技術を駆使し、昨季はキャリアハイとなる打率.326で2度目の首位打者に輝いた。
今シーズン、6年契約の3年目を迎える宮﨑。”生涯横浜”を宣言しているヒットメーカーの活躍は、チームの優勝に欠かせない。