“掘り出し物” のスターに…巨人、ドラフト下位入団から躍進した一流選手6人
2024/03/15
産経新聞社
村田真一
投打:右投右打
身長/体重:182cm/82kg
生年月日:1963年12月5日
経歴:滝川高
ドラフト:1981年ドラフト5位
長きに渡って読売ジャイアンツの正捕手を務め、ベストナインを受賞した経験のある村田真一も、ドラフトでは5位指名だった。
滝川高(兵庫)時代から「強打の捕手」として名を馳せ、槙原寛己や吉村禎章らとともに、1981年ドラフト会議で読売ジャイアンツから指名を受けた。
プロ3年目の1984年に一軍デビューを飾ったが、右肩手術の影響もあり、1985年からの3年間は、一軍出場なしに終わる。
しかし、1988年に復活を果たすと、1990年には初タイトルとなるベストナインを受賞。翌1991年は111試合に出場し、打率.247ながらも、自己最多の17本塁打を放った。
シーズンによっては出場機会を減らすこともありながら、意外性のあるバッティング、堅実な守備でチームに貢献。
ただ、1999年からバッティングで苦しむシーズンが続き、2001年をもって現役引退。20年間の現役生活にピリオドを打った。