“掘り出し物” のスターに…巨人、ドラフト下位入団から躍進した一流選手6人
2024/03/15
産経新聞社
戸郷翔征
投打:右投右打
身長/体重:187cm/84kg
生年月日:2000年4月4日
経歴:聖心ウルスラ学園高
ドラフト:2018年ドラフト6位
2年連続で2桁勝利を達成し、第5回WBCでは侍ジャパンの世界一に貢献した戸郷翔征は、ドラフト6位で読売ジャイアンツに入団した選手だ。
聖心ウルスラ学園高(宮崎)で1年秋からベンチ入りした戸郷。2年夏はエースとして甲子園に出場し、初戦の早稲田佐賀高(佐賀)戦では2失点完投勝利を収めた。
3年夏は甲子園出場を果たせなかった一方、宮崎県選抜の一員としてU-18高校日本代表との壮行試合で素晴らしいピッチングを披露。ドラフト指名を手繰り寄せた。
高卒1年目にプロ初勝利を挙げると、翌2020年は120試合の短縮シーズンながら9勝をマーク。チームのリーグ2連覇に大きく貢献した。
2022年は25試合(171回2/3)を投げて12勝8敗、154奪三振、防御率2.62をマークし、初タイトルとなる最多奪三振を獲得。
WBCの疲労が懸念された翌2023年のレギュラーシーズンでも、前年同様に12勝を挙げて文句なしのエースとなった。
2024年シーズンは開幕投手に内定しており、阿部慎之助監督の初陣を飾ることになる戸郷。キャリアハイ成績を残し、今季もチームを牽引したいところだ。