“掘り出し物” のスターに…巨人、ドラフト下位入団から躍進した一流選手6人
2024/03/15
産経新聞社
緒方耕一
投打:右投両打
身長/体重:175cm/68kg
生年月日:1968年9月2日
経歴:熊本工
ドラフト:1986年ドラフト6位
30歳で現役を引退した緒方耕一は、ドラフト6位で読売ジャイアンツに入団した選手である。
熊本工(熊本)時代は遊撃手として甲子園に出場。1986年のドラフトで巨人に入団後、スイッチヒッターに転向した。
持ち味の俊足を活かし、高卒2年目でイースタン・リーグの盗塁王を戴冠。高卒3年目に一軍デビューを飾ると、76試合の出場ながら打率.308、13盗塁という成績を収めた。
翌1990年には規定打席に到達し、打率こそ.259に終わったが、33盗塁をマークして盗塁王のタイトルを獲得。
しかし、同年の日本シリーズでアキレス腱を故障。その影響もあり、翌年の盗塁数はわずか4個となった。
1993年に2度目の盗塁王(24個)を獲得したものの、1995年からは出場機会が激減。最後までけがに悩まされた緒方は、30歳の若さでユニフォームを脱いだ。