“掘り出し物” のスターに…巨人、ドラフト下位入団から躍進した一流選手6人
2024/03/15
産経新聞社
松本匡史
投打:右投両打
身長/体重:181cm/74kg
生年月日:1954年8月8日
経歴:報徳学園高 – 早稲田大
ドラフト:1976年ドラフト5位
「青い稲妻」の異名を取った松本匡史。ドラフト5位とは感じさせない活躍を見せた1人だ。
元々は捕手だったが、報徳学園高(兵庫)に入学後に外野手へ転向。2年時は春夏連続で甲子園に出場を果たした。
高校卒業後は早稲田大に進み、通算57盗塁を記録。その脚力が評価され、読売ジャイアンツにドラフト5位入団を果たした。
ルーキーイヤーから49試合出場で10盗塁をマークすると、レギュラーに定着した1982年には113試合に出場し、打率.282に加えて61盗塁と傑出の数字で、盗塁王を獲得した。
さらに翌1983年には76盗塁をマーク。この数字は、いまだセントラル・リーグのシーズン記録となっている。
現役生活は11年間と長くなかったが、通算342盗塁を成功させた”青い稲妻”は、強烈なインパクトを残した。