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“掘り出し物” のスターに…阪神、ドラフト下位入団から躍進した一流選手6人

2024/03/15

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産経新聞社



掛布雅之

阪神・掛布雅之 
投打:右投左打
身長/体重:175cm/77kg
生年月日:1955年5月9日
経歴:習志野高
ドラフト:1973年ドラフト6位

 
 「ミスタータイガース」と称される掛布雅之は、ドラフト6位から主力にのし上がった。
 
 習志野高では、2年夏に4番打者として甲子園の舞台を経験した掛布。縁あって阪神タイガースの二軍キャンプに帯同した結果、ドラフト指名につながり、6位という順位で入団を果たす。
 

 
 同期入団の佐野仙好とのポジション争いを制し、1976年から三塁のレギュラーとして活躍。同年は打率.325と高打率を残すと、4年連続で打率3割を達成。
 
 1979年は本塁打王(48本)に輝くなど、パンチ力も存分に披露した。1980年こそ故障に悩まされ成績を落としたが、その後は復活を遂げた。
 
 1985年には打率.300、40本塁打、108打点と圧巻の数字。伝説の「バックスクリーン3連発」も飛び出し、21年ぶりのリーグ優勝、球団初の日本一に大きく貢献した。
 
 打率3割を幾度となく達成したうえ、プロ通算349本のアーチを描いた掛布。阪神一筋で現役生活を全うした。

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