球団への“怒り“…契約保留で不満を表した選手(4)レギュラー以外の低評価に”苦言“
2024/03/18
産経新聞社
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球春到来を迎えた2024年シーズンのプロ野球。オフシーズンには契約更改が行われ、各選手の今季契約が締結された。近年の契約更改では大きな問題もほとんどなくなったが、かつては球団側の提示額に納得できず、記者会見で怒りを露わにする選手も珍しくなかった。ここでは、契約更改で不満を見せた歴代選手を紹介したい。
森本学
出身:大阪府
投打:右投右打
身長/体重:175cm/78kg
生年月日:1978年1月6日
ドラフト:2002年ドラフト6巡目
控え選手に対する評価の見直しを求め、保留を選択したのが福岡ソフトバンクホークスの森本学だ。
森本は大阪桐蔭高で持ち前のユーティリティぶりを発揮。卒業後は福井工業大に進学すると、リーグ戦では首位打者も獲得した。
その後、社会人野球のシダックスでプレーを続け、2003年にダイエー(現:ソフトバンク)に入団。
入団後しばらくは控え、あるいは守備固めといった起用が多かったものの、2009年は松田宣浩の故障もあってキャリアハイの95試合に出場。
だが、球団からの提示額は自らの希望額には届かず。「レギュラーだけで試合をやってみてください」と主張した。改めて、控え選手の大切さを認識する一件だったと言えるだろう。
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