今季に“暗雲”…ケガで開幕絶望となりそうな主力級野手6人。無念の故障離脱となった選手たち
2024/02/28
産経新聞社
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プロ野球では球春到来を迎え、2024年シーズン開幕に向けて調整が進んでいる。しかし、春季キャンプや練習試合での故障など、アクシデントも多数発生。すでに今季の開幕一軍が絶望的となってしまった選手も少なくない。ここでは、故障離脱を強いられた主力級の選手を紹介したい。
清宮幸太郎(北海道日本ハムファイターズ)
・投打:右投左打
・身長/体重:184cm/94kg
・生年月日:1999年5月25日
・経歴:早稲田実
・ドラフト:2017年ドラフト1位
キャンプイン直前に左足首を負傷し、離脱を強いられた北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎。レギュラー争いから後れを取ることになった。
早稲田実時代から大きな注目を集め、ドラフト会議では7球団から1位指名を受けた清宮。高卒1年目から一軍の舞台を経験し、同年は53試合の出場で打率.200、7本塁打、18打点を記録した。
その後は思うような成長曲線を描けないシーズンが続いたが、2022年は自己最多の129試合に出場し打率.219、18本塁打、55打点と飛躍を予感させる数字をマーク。
しかし、翌2023年は故障離脱もあって前年を下回る99試合の出場に。打率.244、10本塁打、41打点に終わった。オフには米国で自主トレを行うなど巻き返しに燃えていたが、キャンプ前に無念の離脱。
昨季は三塁でチーム最多の87試合に先発出場したが、全治5週間の診断を受け、レギュラー争いから一歩後退。現状は野村佑希や郡司裕也らが三塁のポジションを虎視眈々と狙っている。