今季に“暗雲”…ケガで開幕絶望となりそうな主力級野手6人。無念の故障離脱となった選手たち
2024/02/28
産経新聞社
梅野隆太郎(阪神タイガース)
・投打:右投右打
・身長/体重:173cm/79kg
・生年月日:1991年6月17日
・経歴:福岡工大城東高 – 福岡大
・ドラフト:2013年ドラフト4位
阪神タイガースの正捕手を務めてきた梅野隆太郎。今シーズンも開幕前に離脱を強いられている。
福岡大では1年春から全試合に出場し、6季連続でベストナインを獲得。”打てる捕手”として評価を上げ、2013年ドラフト4位で阪神に入団した。
ルーキーイヤーから開幕一軍を勝ち取ると、同年は92試合に出場。打率こそ.197だったが、7本塁打、21打点と期待が高まる成績を収めた。
その後は伸び悩む時期もあったが、2018年には132試合に出場し、打率.259、8本塁打、47打点をマーク。初の個人タイトルとなるゴールデングラブ賞に輝いた。
同年から3年連続でゴールデングラブ賞を戴冠。不動のレギュラー捕手としてチームを支えていたが、2021年以降は打撃面で苦しむシーズンが続いた。
2023年8月には死球を受けた際に左手首を骨折。チームは悲願の日本一を達成したが、梅野にとっては悔しい1年となった。
鬱憤を晴らしたい今季だが、春季キャンプ中に右肩の肉離れを発症。2年連続日本一を果たすためにも、梅野の復帰が待たれている。