今季に“暗雲”…ケガで開幕絶望となりそうな主力級野手6人。無念の故障離脱となった選手たち
2024/02/28
産経新聞社
鈴木将平(埼玉西武ライオンズ)
・投打:左投左打
・身長/体重:175cm/80kg
・生年月日:1998年5月20日
・経歴:静岡高
・ドラフト:2016年ドラフト4位
昨季は自己最多の72試合に出場し、飛躍の足掛かりを掴んだ鈴木将平。しかし、今季は左肘クリーニング手術を受けた影響で開幕は絶望的となっている。
静岡高時代には3度の甲子園出場を経験。高校日本代表にも選出されるなど、俊足巧打の外野手と高い評価を得て、2016年ドラフト4位で埼玉西武ライオンズに入団した。
プロ入り後はファームで実戦経験を積み、高卒2年目の2018年にはイースタン・リーグ盗塁王(26個)を獲得。翌2019年に一軍デビューし、2022年には開幕スタメンに抜擢されるなど、徐々に出場機会を増やした。
昨季は72試合に出場して打率.240、15打点、10盗塁を記録。特に盗塁成功率10割と持ち前の脚力で存在感を示した。
今季は外野のレギュラー有力候補となっていたが、1月に左肘の手術を敢行。全治約3ヶ月の診断を受け、開幕一軍は絶望的となっている。西武は絶対的な外野のレギュラーが不在の状況であり、チームにとっても大きな痛手となりそうだ。