今季に“暗雲”…ケガで開幕絶望となりそうな主力級野手6人。無念の故障離脱となった選手たち
2024/02/28
産経新聞社
丸佳浩(読売ジャイアンツ)
・投打:右投左打
・身長/体重:177cm/94kg
・生年月日:1989年4月11日
・経歴:千葉経大付高
・ドラフト:2007年高校生ドラフト3巡目
読売ジャイアンツ打線に欠かせない存在である丸佳浩も、右脇腹痛で別メニュー調整となっている。
千葉経大付高では2年夏、3年春に甲子園へ出場し、3年時にはエースとしてもチームを牽引。投打に渡る活躍を見せていたが、高校通算49本塁打の打棒が高く評価され、高校生ドラフト3巡目で外野手として広島東洋カープに入団した。
高卒3年目に一軍デビューを果たすと、翌2011年にレギュラーへ定着。2013年には29盗塁で盗塁王のタイトルを獲得すると、2017年には主軸打者としてチームをリーグ優勝へ導き、最多安打(171本)、最優秀選手(MVP)などに輝いた。
さらに、翌2018年には打率.306、39本塁打、97打点、出塁率.468 と圧巻の数字で最高出塁率のタイトルや2年連続のシーズンMVPも戴冠。リーグ屈指の打者として君臨し、同年オフには巨人へのFA移籍を決断した。
巨人でも移籍初年度からリーグ優勝に大きく貢献すると、翌2019年には通算200本塁打を達成するなど、主軸打者として変わらぬ存在感を発揮。
しかし、昨季は121試合の出場で打率.244(規定未満)、18本塁打と低調なシーズンに。今季からは左翼コンバートを予定しているが、秋広優人ら若手も台頭しているだけに、レギュラー争いをする上で出遅れたくないところだろう。
【了】