巨人と入団合意、ホセ・ガルシア(アドリス・ガルシア)の課題は選球眼。日本でのプレーは「辛抱強さを試す良い場に」
キューバのホセ・ガルシアの読売ジャイアンツ入りを『ベースボール・アメリカ』でも報じている。
2016/04/23
NPBは選球眼を鍛える格好の舞台
キューバに残された選手の中では、有望な若手と評価されていたホセ・アドレス・ガルシアが、読売ジャイアンツと今シーズン終了まで契約を結んだことがキューバ野球連盟から発表された。『ベースボール・アメリカ』によると、NPBシーズン終了後には、キューバに戻るとも報じられている。
24歳のホセ・ガルシアはアトランタ・ブレーブズに所属する三塁手アドニス・ガルシアの弟。身長が約186cm、体重が約79kgのガルシアはまだ荒削りだが、生まれ持った能力と身体能力はキューバのどの選手に比べても素晴らしいものがあると、ベン・バドラー記者は評価する。すばやいバットスピード、パワー、平均以上の走力と肩を誇り、キューバでは主にライトでプレーしているが、センターで出場しているときのほうが落ち着いてプレーしているように見えるとも記事内では評価している。
ガルシアにとって、NPBでプレーすることには大きな意味があることも綴っている。
”NPB pitching will be a better test of Garcia’s plate discipline, as he has a free-swinging approach and trouble with pitch recognition.”
「「フリースインガーのガルシアは、球の見極めに課題がある。NPBでのピッチャーとの対戦では、打席での辛抱強さを試す良い場となるだろう」