今季に“暗雲”…ケガで開幕絶望となりそうな主戦格投手6人。無念の故障離脱となった選手たち
2024/03/01
産経新聞社
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プロ野球では球春到来を迎え、2024年シーズン開幕に向けて調整が進んでいる。しかし、春季キャンプや練習試合での故障など、アクシデントも多数発生。すでに今季の開幕一軍が絶望的となってしまった選手も少なくない。ここでは、故障離脱を強いられた主戦格の選手を紹介したい。
森田駿哉(読売ジャイアンツ)
・投打:左投左打
・身長/体重:185cm/88kg
・生年月日:1997年2月11日
・経歴:富山商 – 法政大 – Honda鈴鹿
・ドラフト:2023年ドラフト2位
社会人5年目でプロ入りを果たした森田駿哉だが、スタートは厳しいものとなった。
富山商でプレーした森田は、3年時に夏の甲子園に出場。ベスト16入りの立役者となり、高校日本代表にも選出されるなど、当時からその実力は高く評価されていた。
高校卒業後は法政大に進学したが、1年時に左肘を故障。その影響で大学通算はわずか1勝に終わり、4年時にプロ志望届を提出するも、指名漏れとなった。
社会人野球のHonda鈴鹿では、入社1年目から活躍。2023年に開催された第94回都市対抗野球大会ではトヨタ自動車の補強選手として出場し、優秀選手に選出された。
同年のドラフト会議では、読売ジャイアンツから2位指名。社会人5年目を迎えていた苦労人が、念願のNPB入りを叶えた。
しかし、春季キャンプ中に左肘の炎症を訴え、故障班に合流となった森田。大学時代にも同箇所を故障しただけに、まずは回復に努めたい。