今季に“暗雲”…ケガで開幕絶望となりそうな主戦格投手6人。無念の故障離脱となった選手たち
2024/03/01
産経新聞社
本前郁也(千葉ロッテマリーンズ)
・投打:左投左打
・身長/体重:176cm/82kg
・生年月日:1997年10月2日
・経歴:札幌光星高 – 北翔大
・ドラフト:2019年育成ドラフト1位
千葉ロッテマリーンズ期待の左腕である本前郁也。しかし、今季の春季キャンプでまさかの悲劇に見舞われた。
札幌光星高3年時には、エースとして南北海道大会で登板したが、この時点では無名の存在だった。
北翔大では1年春からベンチ入りすると、札幌六大学リーグで最優秀投手を3回受賞。その実績もあり、2019年の育成ドラフト1位でロッテに入団した。
プロ1年目からファームで11試合に登板し、2勝0敗、防御率2.56 の成績を残すと、翌2021年3月に支配下登録を勝ち取った。4月にはプロ初登板初勝利を挙げ、同年は8 試合に登板し1勝2敗、防御率4.78でフィニッシュ。
2022年は11試合登板で3勝2敗、防御率4.66 の成績を残したが、翌2023年の一軍登板は、わずか1試合に終わっていた。
開幕ローテーションを目指す今シーズンだったが、練習試合で左上腕骨骨幹部骨折という事態に。すでに幹部の手術は受けたが、今季はリハビリに徹することになりそうだ。