今季に“暗雲”…ケガで開幕絶望となりそうな主戦格投手6人。無念の故障離脱となった選手たち
2024/03/01
産経新聞社
草加勝(中日ドラゴンズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:182cm/75kg
・生年月日:2001年11月21日
・経歴:創志学園高‐亜細亜大
・ドラフト:2023年ドラフト1位
ドラフト1位と大きな期待を受けてプロ入りした草加勝だが、いきなりアクシデントに見舞われた。
創志学園高では西純矢(現:阪神タイガース)の控え投手に甘んじたが、亜細亜大に進学後に躍進を果たす。
3年秋から主戦を担うと、4年春には9試合(71回)を投げ、6勝2敗、6完投4完封、防御率1.52の活躍でベストナイン、最優秀投手に輝いた。同夏には日米大学野球の日本代表に選出されるなど、世代を代表する投手となった。
同秋のリーグ戦でも抜群の安定感を誇り、迎えたドラフト会議では外れ1位指名で2球団が競合。抽選の結果、中日ドラゴンズへの入団が決まった。
プロ1年目から先発ローテーションの一角として期待されていたが、新人合同自主トレ中に右肘の違和感を訴え離脱。その後、右肘の内側側副靭帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けたことが発表された。
実戦復帰まで約1年かかる見込みだが、体力強化などに取り組み、リハビリ期間を有意義なものにしたいところだ。