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今季に“暗雲”…ケガで開幕絶望となりそうな主戦格投手6人。無念の故障離脱となった選手たち

2024/03/01

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産経新聞社



髙橋遥人(阪神タイガース)

阪神・髙橋遥人
・投打:左投左打
・身長/体重:181cm/79kg
・生年月日:1995年11月7日
・経歴:常葉橘高 – 亜細亜大
・ドラフト:2017年ドラフト2位

 
 近年はけがに苦しんでいる阪神タイガースの髙橋遥人。今季は復活に向けて勝負のシーズンとなりそうだ。
 
 常葉橘高では2年夏に甲子園の舞台を経験したが、3年夏は静岡県予選で敗退。プロ志望届を提出したが指名漏れとなり、亜細亜大に進学した。
 

 
 大学時代は1年秋のリーグ戦から登板し、3年春にはリーグ優勝を経験。主戦格として活躍を続け、2017年ドラフト2位で阪神タイガースに入団し、プロの門を叩いた。
 
 ルーキーイヤーの4月に一軍デビューすると、プロ初登板で7回2安打無失点の快投を披露し、初勝利をマーク。しかし、シーズン中盤に左肩の不調で離脱し、同年は6試合の登板で2勝3敗、防御率3.63という結果となった。
 
 2021年は右脇腹の故障で出遅れたが、9月に一軍復帰を果たすと、2試合連続完封を含む27イニング連続無失点の圧巻ピッチング。同年は7試合登板ながら4勝2敗、防御率1.65の好成績を残したが、同年11月に左肘のクリーニング手術を受けた。
 
 翌2022年には左肘内側側副靱帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)を受け、ここ2年間の一軍登板はない。育成選手として迎えた今季は、春季キャンプからブルペン入りしており、完全復活が期待されている。

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