連覇のキーマンに? 阪神、今季要注目の戦力(5)虎のエース奪還は“必須”か
2024/04/03
産経新聞社
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2023年は18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一を成し遂げた阪神タイガース。2024年は球団史上初の連覇を目指すシーズンとなるが、レギュラーシーズンを優位に進める上で、活躍が不可欠と言える存在も少なくない。ここでは、2024年の阪神のキーマンになり得る選手を紹介したい。
青柳晃洋
・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/82kg
・生年月日:1993年12月11日
・経歴:川崎工科高 – 帝京大
・ドラフト:2015年ドラフト5位
投手3冠から一転、2023年は不本意なシーズンとなった青柳晃洋。レギュラーシーズンを優位に進めるには、青柳の復活が不可欠と言える。
帝京大から2015年ドラフト5位で阪神タイガースに入団すると、プロ4年目の2019年に先発ローテーションに定着。同年は初の規定投球回をクリアし、9勝を挙げた。
その後も先発の一角を担い、2021年には最多勝(13勝)と最高勝率(.684)の投手2冠を戴冠。さらに翌2022年は24試合(162回1/3)を投げ13勝4敗、勝率.765、防御率2.05と圧巻の数字を記録した。
同年は投手3冠(最多勝、最高勝率、最優秀防御率)に加え、ベストナインも受賞。
2023年は自身初の開幕投手に抜擢されるも、不調に苦しみ二軍降格を味わった。最終的に18試合登板で8勝6敗、防御率4.57と寂しい成績に。村上頌樹の大ブレイクこそあったが、チームにとって大きな誤算となった。
それでも、日本シリーズでは日本一がかかる第7戦で先発登板。5回途中無失点と力投を見せ、チームの日本日に貢献。復活への足掛かりを掴んだ。2024年は、再びエースの座を奪い返す活躍が期待される。
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