まさかの離脱…シーズン開幕前に故障した大物6人。悲劇に見舞われた歴代選手たち
2024/03/06
産経新聞社
高橋周平
投打:右投左打
身長/体重:180cm/90kg
生年月日:1994年1月18日
経歴:東海大甲府高
ドラフト:2011年ドラフト1位
正念場を迎えている高橋周平は、2022年の開幕前に故障を経験した。
東海大甲府高で高校通算71本のアーチを描き、高校日本代表に選ばれた経歴を持つ高橋。ドラフト会議では3球団が1位で競合。抽選の末、中日ドラゴンズへの入団が決まった。
ルーキーイヤーから一軍デビューを飾り、18歳4ヶ月でプロ初アーチを記録。これはドラフト制後の高卒新人最年少記録となり、スラッガー候補として活躍が望まれたが、その後は伸び悩んだ。
そんな中、2018年に初の規定打席をクリアすると、2020年は108試合に出場し、キャリアハイの打率.305をマーク。ついにその実力が開花したと思われた。
しかし、翌2021年は137試合に出場したものの打率.259にとどまり、2022年は開幕前の3月に左足を負傷してしまった。
昨季は.215という打率だけでなく、プロ入り後初めて本塁打0に終わった高橋。三塁のポジションでは石川昂弥が台頭しているだけに、今シーズンの成績は、大きな意味を持ちそうだ。
【了】