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入団拒否を“示唆”も…契約交渉の末にプロ入りを決断した大物6人。球団の説得に応えた選手たち

2024/03/04

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産経新聞社



(左から)大谷翔平、松坂大輔

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 ドラフト会議で指名された選手の中には、さまざまな理由から入団を拒否したケースがある。ただ、入団拒否を選択するかと思われていた中、結果的にプロ入りを決断した選手もいた。今回は、入団拒否の可能性が示唆されていながら、最終的に入団を決めた選手を取り上げる。

 

 

大谷翔平

日本ハム・大谷翔平
投打:右投左打
身長/体重:193cm/97kg
生年月日:1994年7月5日
経歴:花巻東高
ドラフト:2012年ドラフト1位
  
 いまや世界的スター選手となった大谷翔平だが、北海道日本ハムファイターズ入団までにはさまざまな出来事があった。
 
 花巻東高校時代には、高校生最速となる160キロを計測し、一躍注目の的となった大谷。日米の両方から将来性を高く買われる中、ドラフト前にはメジャーリーグ挑戦を表明。
 

 
 それでも、日本ハムがドラフト1位で単独指名。最初の指名あいさつに大谷は同席しなかったが、過酷なマイナーリーグの現状などを記した資料、投打二刀流での育成プランを提示するなど、粘り強く交渉を続けた結果、日本ハムへの入団を決意。
 
 高卒1年目から圧巻のパフォーマンスを披露。2015年には15勝5敗、勝率.750、防御率2.24で投手3冠に輝くと、チームが日本一を成し遂げた2016年には、投手として10勝、防御率1.86、打者としても打率.322、22本塁打と投打で異次元の成績を残した。
 
 2018年に海を渡ってからも伝説は続き、アジア人初の本塁打王(2023年・44本)、2度のリーグMVP獲得(2021・23年)といった活躍を見せ、メジャーリーグを代表する存在に。
 
 昨オフには、前代未聞の超大型契約でロサンゼルス・ドジャースへの移籍を決断した。

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