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入団拒否を“示唆”も…契約交渉の末にプロ入りを決断した大物6人。球団の説得に応えた選手たち

2024/03/04

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産経新聞社



松坂大輔

西武・松坂大輔
投打:右投右打
身長/体重:182cm/92kg
生年月日:1980年9月13日
経歴:横浜高
ドラフト:1998年ドラフト1位
 
 「平成の怪物」と称された松坂大輔は、ドラフト後の会見で社会人入りを表明した過去がある。
 
 横浜高校では、甲子園春夏連覇、さらには夏の甲子園決勝戦でのノーヒットノーランなど、あらゆる伝説を作り上げた松坂。西武ライオンズに加えて横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズがドラフト1位で指名し、西武が交渉権を獲得した。
 

 
 しかし、松坂は横浜入りを希望していたため、一時は社会人入りを明言。3年後に逆指名でプロ入りする可能性を示唆していたが、交渉を重ねていくうちに心境が変化し、西武への入団を決断した。
 
 高卒ルーキーらしからぬマウンド度胸もあり、新人年に16勝、防御率2.60という好成績で新人王を獲得。その後は日本のエースとして、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)など国際大会でも圧巻の活躍を見せた。
 
 2007年からはメジャーリーグに挑戦し、加入2年目には18勝、防御率2.90と圧巻の成績を残したが、翌年以降は故障に悩まされて成績を落とし、日本球界復帰後も苦しんだ。それでも、日本プロ野球の一時代を築いた大エースだったことは間違いない。

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