開幕スタメンに“抜擢”も…昨季レギュラーを勝ち取れなかった現役選手6人。今季は勝負の年に?
2024/03/03
産経新聞社
正木智也(福岡ソフトバンクホークス)
・投打:右投右打
・身長/体重:182cm/89kg
・生年月日:1999年11月5日
・経歴:慶応高 – 慶応大
・ドラフト:2021年ドラフト2位
プロ2年目の昨季は開幕スタメンに抜擢されるも、不本意なシーズンとなった正木智也。今季は巻き返しを図るシーズンとなる。
慶応大では2年春からレギュラーを獲得し、3年時には4番打者に定着した。強打の外野手として注目を集め、2021年ドラフト2位で福岡ソフトバンクホークスに入団を果たした。
ルーキーイヤーは一軍で35試合に出場し、打率.254、3本塁打、出塁率.367の成績。二軍では60試合の出場で打率.267、4本塁打、出塁率.362と持ち前の長打力に加え、優れた選球眼を発揮した。
昨季は「5番・中堅」で開幕スタメンに名を連ねたが、15試合の出場で打率.038と低迷。右肩の故障もあって、ファームでも打率.167と前年を大きく下回った。
それでも、同年オフのアジア・ウィンターリーグでは打率.351、2本塁打と覚醒の気配を見せた。
今春キャンプは二軍スタートとなったが、好調を維持している正木。持ち前のパンチ力を発揮し、未来を担う強打者になれるか注目だ。
【了】