まだやりたかった? 現役引退を撤回した歴代選手(1)最後も”電撃引退”だった
2024/03/03
産経新聞社
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球春到来を迎えた2024年シーズンのプロ野球。昨季も長らく球界で活躍を続けた選手たちが、現役生活の幕を下ろした。誰しも第一線を退く決断をするときは来るが、これまでには一度は現役引退を公表したが、翻意する選手もいた。ここでは、現役引退を撤回した経験のある選手を紹介する。
新庄剛志
出身:福岡県
投打:右投右打
身長/体重:181cm/76kg
生年月日:1972年1月28日
ドラフト:1989年ドラフト5位
現役時代から球界を賑わせた選手が、北海道日本ハムファイターズの監督を務めている新庄剛志だ。
新庄は西日本短大附属高校に入学すると、高校最後の夏に福岡県大会決勝戦でサイクルヒットを達成。甲子園には縁がなかったが、守備力の高さも評価されて阪神タイガースに入団した。
1992年から外野のポジションを掴み取ると、パンチ力のある打撃も披露しつつ活躍。ところが一転、1995年オフに「野球に対するセンスと能力がない」との発言で現役引退を示唆。
しかし、わずか2日後にこの引退宣言は撤回され、2000年オフにはメジャー挑戦のため海を渡った。
2004年からは日本ハムの一員となった新庄。現役最終年に日本一を達成し、まさに最高の形でユニフォームを脱いだ男だった。
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