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FA宣言もまさか…他球団オファーがなかった歴代選手(5)新戦力に“ポジションはく奪”

2024/04/14

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産経新聞社



金城龍彦(左)と桧山進次郎

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 シーズンオフに大きな話題を集めるのが、フリーエージェント(FA)市場だ。2023年オフには西川龍馬、山﨑福也、山川穂高の3選手がFA移籍を決断した。多くの選手が他球団移籍を実現させてきたが、獲得球団が現れないケースも少なくない。そこで今回は、FA権を行使するも、他球団からオファーがなかった歴代選手を紹介したい。

 

 

塩崎真

オリックス・塩崎真
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/72kg
・生年月日:1973年6月29日
・経歴:熊本工 – 新日鉄広畑
・ドラフト:1996年ドラフト3位
 
 勝負強い打撃に加え、遊撃を中心に内野の全ポジションをこなす守備力が光った塩崎真。2006年オフにFA権を行使したが、獲得に乗り出す球団は現れなかった。
 
 1996年ドラフト3位でオリックス・ブルーウェーブ(現:バファローズ)に入団。プロ1年目から104試合に出場すると、2000年には遊撃の定位置を掴んだ。
 

 
 その後は打撃不振に苦しんだシーズンもあったが、2004年は82試合の出場ながら、打率.341をマーク。
 
 2006年には5年ぶりに規定打席に到達し、128試合出場で打率.278、9本塁打、31打点とまずまずの数字を残した。同年オフにFA権を行使したが、獲得オファーがなく、オリックスに残留。
 
 しかし、チームは塩崎の退団を見据えてグレッグ・ラロッカら新戦力を獲得しており、翌2007年は34試合出場と出番が激減。2008年には92試合に出場するなど、ユーティリティープレイヤーとしてチームを支えたが、2010年限りで現役生活に別れを告げた。

 

 
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【了】



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