“過大評価”の声も…? 実力より評価が高すぎる選手(2)4年契約でも“急降下”
2024/03/22
産経新聞社
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プロ野球の世界では、ドラフトでの指名順位やタイトル受賞歴など、過去の実績が高い評価に繋がることが多い。該当する選手には大きな期待がかけられ、主力としての活躍が当たり前に求められる。しかし、高評価をされながらも、思うような働きができないケースも存在する。ここでは、過大評価との声も多い現役選手を紹介したい。
武田翔太(福岡ソフトバンクホークス)
・投打:右投右打
・身長/体重:187cm/92kg
・生年月日:1993年4月3日
・経歴:宮崎日大高
・ドラフト:2011年ドラフト1位
2021年オフに4年契約を締結するなど、球団から高い評価を受けた武田翔太だが、苦しいシーズンが続いている。
2011年ドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスに入団。高卒1年目から11試合に先発登板し、8勝1敗、防御率1.07と高卒ルーキーらしからぬ成績を残した。
2015年に初の2桁13勝を挙げると、翌2016年には27試合(183回)を投げ14勝8敗、防御率2.95とキャリアハイの数字をマーク。
しかし、その後は成績が下降線に。2021年こそ4勝、防御率2.68とまずまずの数字を残したが、故障の影響で12試合の登板に終わった。
それでも、同年オフに球団から将来の活躍を見込まれ、複数年契約のオファーを受けた。
翌2022年は度重なる故障で2勝にとどまると、昨季はリリーフに回り、29試合登板で1勝2敗2ホールド、防御率3.91と寂しい数字に。大きな期待が寄せられているだけに、巻き返しを図りたい。
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