岡田監督には“不評”…?阪神、早くも苦言を呈された選手(5)“アピール不足“の若虎に
2024/04/08
産経新聞社
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2024年は、球団史上初の日本一連覇を目指す阪神タイガース。レギュラーシーズン開幕へ向けて着々と準備を進めているが、岡田彰布監督から選手への厳しいコメントも散見されている。特に若手への言及が多く、期待をかけるからこその言葉と言っていいだろう。そこで今回は、今季に岡田監督から苦言を呈された選手を取り上げる。
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井上広大
・投打:右投右打
・身長/体重:189cm/100kg
・生年月日:2001年8月12日
・経歴:履正社高
・ドラフト:2019年ドラフト2位
今季で高卒5年目を迎え、勝負のシーズンとなる井上広大。岡田彰布監督からハッパをかけられているが、ここまで目立つ結果を残せていない。
履正社高時代には4番打者として打線を牽引し、3年夏の甲子園を制覇。高校通算49本塁打の実績も高く評価され、2019年ドラフト2位で阪神タイガースの一員となった。
高卒1年目は二軍の4番打者に抜擢され、69試合出場で打率.226、9本塁打、36打点をマーク。シーズン終盤には一軍デビューを果たし、プロ初安打・初打点を記録した。
翌2021年は二軍で68試合出場し、打率.267、9本塁打、50打点の成績でウエスタン・リーグの打点王を獲得。2022年はウエスタン・リーグの最多安打(96本)に輝いた。
しかし、一軍では出番を増やせず。昨季は13試合の一軍出場で打率.229、ノーアーチに終わるなど苦しんでいる。
そんな中、指揮官からも大きな期待をかけられ、今春キャンプでは一軍メンバーに名を連ねたが、実戦ではアピール不足と言及されていた。
それでも、3月6日に行われた楽天とのオープン戦では、マルチ安打を記録した。一軍定着に向けて、結果を出し続けていくしかない。
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