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プロ初勝利が遠いDeNA今永昇太。5試合で4回QS達成も援護率0.50

開幕から5試合のうち4回もQSを達成していながら勝ち星がないDeNA今永昇太。最大の原因は打線にある。

2016/05/06

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他の先発投手の時との援護率の違い

 最大の原因は、DeNA打線だ。
 DeNA打線は打率.229、99得点、セリーグでダントツの最下位だ。極端な貧打である。

 しかし他の先発投手の時は、もう少し援護点があるのだ。

石田健太  2勝1敗 防御率3.72 援護率4.38
井納翔一  3勝2敗 防御率1.47 援護率1.76
モスコーソ 2勝2敗 防御率4.21 援護率4.85
山口 俊 1勝1敗 防御率4.26 援護率5.46
砂田毅樹 1勝1敗 防御率3.13 援護率2.63
久保康友 1勝3敗 防御率4.07 援護率2.08
今永昇太 0勝4敗 防御率2.45 援護率0.50

 今永は先発投手の中では防御率が2番目に良い。選手、首脳陣も今永がエース井納翔一に次ぐ活躍をしていることは承知している。評価が下がることはないだろう。

 しかし、先発投手にとっては「白星」が第一なのだ。
 5月6日、今永は敵地マツダスタジアムでカープを相手に先発6試合目のマウンドに上がる。初めての対戦となる。

 今永は今度こそプロ初勝利を挙げることができるだろうか。味方打線は、力強い援護をしてくれるだろうか。

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