【5月4日埼玉西武対オリックス戦、BBC独自採点】マンオブザマッチは3安打4打点のメヒア
5月4日、埼玉西武対オリックス戦は8-2で埼玉西武が勝利を収めた。現地取材に基づき、この試合をベースボールチャンネル独自基準にて採点を行ってみたい。
2016/05/04
＜埼玉西武ライオンズ＞
（中）秋山6.0
評 4打数1安打1打点。2つの出塁はどちらも得点に絡んだ貴重なもの。先頭打者の役割を果たしている。
（一） 木村昇6.5
評 2安打1打点の活躍。2点ビハインドからの適時打は、チームを前に向かせた。凡打内容も悪くなく活力を与えている。
（左）栗山6.0
評 5回の勝ち越し劇のはじまりは彼のバットから。反撃態勢の流れを作るキャプテンシーはさすがの存在感だった。
（三）中村7.0
評 ホームランを含む2安打1打点2得点の活躍。3打席で出塁するなど、4番打者として役割を果たした。調子も良く、怖い存在だ。
（指）メヒア7.5
評 3打数3安打4打点で文句なしのマン・オブ・ザ・マッチ。5回の勝ち越し3点本塁打は、カーブをバックスクリーンに放り込んだ理想的なバッティング。2打席連続本塁打含む4打席すべてに出塁するなど手が付けられなかった。
（右）坂田5.0
評 二死満塁で回ってきた1打席目、2ボールから左翼飛球を打ち上げた。その姿勢は悪くないが、その後の打席で取り返せなかった。
（二）浅村6.5
評 4回裏、右中間を破る二塁打で出塁し、金子の内野ゴロの間に生還。5回表にも2安打目をマークし、秋山の適時打でホームを踏んだ。2安打2得点の活躍はこの試合にとって忘れがたい。
（捕）炭谷6.0
評 2点ビハインドの2回裏、1死から四球を選んで出塁。木村昇の安打で生還した。守備面では5回表2死・1塁で糸井を向かえた場面で、一走の盗塁を阻止。試合の流れを引き寄せる貴重なプレーだった。リード面ではこれまでの一辺倒な配球から立体的に組み立てて、菊池の長所を引き出した。
（遊）金子侑5.0
評 貴重な好機の場面で回ってくる運の良さは彼の持ち味か。打点はついたが、安打はマークできず。盗塁の成功は評価に値する。
＜投手＞
菊池6.0
評 3回以降は完璧に近いピッチング。これまでの2つの球種だけではなく、バランスよくピッチングができていた。ただ、これまでと同様に先制点を奪われるのは、反省材料だ。
武隈6.0
評 菊池の後を受けて、1回を完ぺきな内容で抑えた。試合の流れを完全なものにするピッチングだった。
C.C.リー5.5
評 1回を無失点に抑えた。内容は悪くなかったが、もっと重要な場面で起用されるような投手になるべき選手だ。
途中出場
熊代–
鬼崎–
田邊監督5.5
評 特に動く場面はなかった。しいて疑問符をつけるならば、6点リードの展開で8回の武隈投入か。