チームに“激震”…プロ野球、まさかの理由で退団した助っ人外国人6人。日本球界を去った選手たち
2024/03/30
産経新聞社
ジャリエル・ロドリゲス
昨季の開幕直前に中日ドラゴンズを去ったのが、リリーフで躍進したジャリエル・ロドリゲスだ。
キューバ出身のロドリゲスは、2015年からキューバ代表としてプレーした経歴を持つ。当時中日の指揮官を務めた与田剛監督がロドリゲスに関心を持ち、育成契約で中日に入団した。
2020年8月に支配下契約を勝ち取り、2シーズンは先発の役割を担った。2022年はリリーフで56試合に登板すると、45ホールドポイント(6勝2敗39ホールド)、防御率1.15という圧巻の成績を収めた。
当然、昨季もフル回転の活躍が期待された中、開幕直前にロドリゲスが亡命したとの報道が出回り、球界が騒然。メジャーリーグ移籍を目指すためのものだったが、“わがまま”とも言えるこの行動には多くの批判が集まった。
最終的に中日との契約は解除。今季2月にトロント・ブルージェイズと契約したが、開幕はマイナーからのスタートが決定している。
【了】