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1軍復帰はいつ…?開幕からファーム調整が続く主力投手6人。チームの重要戦力となる選手たち

2024/04/19

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産経新聞社



和田毅(福岡ソフトバンクホークス)

ソフトバンク・和田毅
・投打:左投左打
・身長/体重:179cm/81kg
・生年月日:1981年2月21日
・経歴:浜田高 – 早稲田大
・ドラフト:2002年ドラフト自由枠

 
 今季で43歳となり、パ・リーグの最年長選手となっている和田毅。昨季も衰えを感じさせない投球を続けていたが、今季は左手中指のマメの影響で一軍登板を回避し、二軍スタートとなった。
 
 浜田高では2年時からエースとして活躍し、2年連続で甲子園に出場。早稲田大学に進学すると、4年時には早大を52年ぶりの春秋連覇達成に導いた。
 

 
 大学屈指の左腕として大きな注目を集め、2002年ドラフト会議で福岡ダイエーホークス(現:ソフトバンク)から自由獲得枠で指名を受けて入団。
 
 入団1年目から先発ローテーションを担い、チームのリーグ優勝に貢献。同年は26試合(189回)を投げ、14勝5敗、防御率3.38と圧巻の成績を残し、満票で新人王を獲得した。
 
 翌年以降も5年連続2桁勝利を達成すると、2010年には17勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得。2012年からはメジャーリーグへ挑戦した。
 
 2016年に古巣・ソフトバンクに復帰すると、初年度から15勝5敗、勝率.750、防御率3.04をマークして2度目の最多勝と初の最高勝率を獲得。
 
 42歳となった昨季も、開幕ローテーション入りを果たして21試合に登板。8勝6敗、防御率3.24と衰え知らずの数字を残した。
 
 今季も開幕一軍スタートが想定されていたが、左手中指のマメの影響で、本拠地開幕戦の先発を回避。それでも4月10日にはファームで先発し、6回無失点の好投を披露。順調な回復を見せており、球団記録となる最年長勝利の更新もそう遠くはないだろう。

 

 

 
【了】

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